山岳賞はキウィ

ツールドフランス4日目終了時点で山岳賞ジャージを着ているのはニュージーランド出身のディオン・スミス選手。

インタビューでも「自分は山岳賞ジャージを着た最初のkiwiだ」と誇らしげ。

ニュージーランド人自分たちのことをkiwiと呼びます。キウィとそれに似た鳥キウィが大好きだから?

ニュージーランド、近頃強い選手がたくさんいます。

あのジャック・バウアー選手もニュージーランド人です

(ジャック・バウアー、24時間頑張りそう、と誰もが思っているはず。)

彼らを見ると、豊かな自然の中をのびのびと自転車乗っているんだろうな、と思ってしまいます。

 

先日ニュージーランドに行ったのでつい気になってしまって。ニュージーランドの自転車事情などはこちらにまとめています。

ニュージーランド自転車事情(道路環境など)

ニュージーランド自転車事情(山から海へのロングトレイル)

ニュージーランド自転車事情(自転車旅のかたち)

 

市街地でも自転車のための道路環境が整っているし、地方では自転車ツーリズムが当たり前。

サイクリングロードが縦横に走り、8日間かけて山から海へ抜けるワイルドコースから、ファミリーで賑やかに走れるトレイルまでよりどりみどり。

サポートもたくさんあり、荷物を到着地点に運んでくれたり、エイドを用意してくれたり。

地元のキウィたちはもちろんのこと、ヨーロッパやアメリカからやって来て何か月もかけて自転車で回っている人々もたくさんいます。

ロードバイクももちろんたくさんいますが、未舗装の道も多いので、MTBがその神髄を発揮してます。

ロードバイクでも太めのタイヤとか、凸凹道も走れるオールラウンダーな自転車が人気みたいです。

 

自然こそが自分たちの財産だ、と気づいているキウィたち。自分なりのスタイルで自然と一体になってめいっぱい遊ぶのが本当に上手。

そんな国のサイクリストにひそかに注目しています。