ツールドフランス、本日は休養日なのでこちらも静かに読書など。
葉山自転車市場から借りた「ツールドフランスの百年史」に魅入ってしまいました。
貴重な写真がたっぷりで、小ネタ満載の本。
何よりもすごいのはかつての公式ポストカードや当時の記事などのレプリカがついているところ。
サルバドールダリや藤田嗣治が描いたオフィシャルのカード。
自転車でフランスのアート史も辿れます。
1953年のコースマップ。
明日のゴールLuchonは65年前もゴールでした。
でも廻り方が今年と逆です。
1965年50回の記念晩さん会用のメニュー。裏は歴代のツールコース。
並べてみると似てるけど微妙に違う。
これだけ毎年フランス中走っても、毎年新たなドラマが生まれるのですね。
謎だったのはこのお面。フランスの村祭りでつけていた、ということですが。
皆がこれつけて踊っているの?想像すると少し怖い。
改めて感じたのはツールドフランスは単なるスポーツイベントではなく、芸術、生活と密着したフランスの文化なのだということ。
だから100年以上も皆に愛されているのです。
日本でも一部のマニアのものではなくて、多くの人に文化としての自転車が根付いてほしい。
今回の「ツールドフランスがやってくる?」おバカな企画ですが心の底ではそんなことを考えています。
ちなみに、サイクルロッカーではこの本の他にも写真集から漫画や絵本まで、自転車関係の本をなんとなく揃えています。
のぞきに来てみてください。