休養日をはさみ、いよいよアルプス3連戦に突入するツールドフランス第10ステージ。
誰がいつアタックをかけるのか。一瞬目を離したスキに勝負が決まることも多く気が抜けない観戦になります。
3賞ジャージの中でも最も特徴的で「絵になる」のが赤い水玉「マイヨアポワルージュ」。
もちろん黄色の「マイヨジョーヌ」がツールドフランスを代表する色なのは間違いないのですが、「水玉」は別格に面白い。
水玉を描くだけでツールドフランスが表現できることがとにかく面白い。
ツールドフランスを知る人ならニヤリとしてしまう。その「ニヤリ」がとてもニヒルでフランス的な気がします。
この家、井戸を塗っただけです。知らない人が見たら「派手ね」なだけですが、ツールドフランス好きが見ると「よくやった!」と拍手です。
これぞツールドフランスを待つ飾り付け「ツールデコレーション」の神髄です。
定番の水玉自転車も各所に。
左は沿道の家の軒先。右はイタリアはトリノの街で。塗り方に個性が出ています。
トリノの水玉は独特のフレームが格好いいですが、鍵がガチガチにかかっているところを見ると現役で乗られているようです。目立っていいですね。盗むのも勇気いりそうだし。
これはラルプデュエズのスキー場リフト。実は3色あるのですが、これに乗りたい!とわざわざ順番を待つ人がいるそうで。
ブールドワザンの広場にある水玉自転車モニュメント。大きすぎて皆写真を撮るのに苦労していました。
ぼくちゃんも水玉でキメて。ベビーのロンパースも水玉が一番人気だそうでサイズがすぐに品切れに。
などなど。水玉楽しいです。
そんなマイヨアポワですが、現スポンサーのカルフールが今年限りでスポンサー契約を解除することを発表しました。
後任はルクレール(Leclerc)というフランスのスーパーマーケットになるとか。
企業カラーの青に変更か?!との憶測もあったようですが、今のところ事務局は否定しているようです。
だけど少し心配。やっぱり赤水玉が大好きです。