ツールドフランスを見ていると、時折もぐもぐタイムがあります。
アシストのドリンク運びや、沿道からのサコッシュ差し入れなど、微笑ましいシーンも。
これはかつて新城選手が所属していたユーロップカーの出発前の風景。
それぞれのドリンクに名前を書いています。
聞いてみると内容はチームの栄養士と選手個人で相談して決めており、同じチーム内でも選手によって少しずつ異なるのだとか。
補給食も同様、チームごとに工夫が凝らされているようです。
夕食はホテルの場合もあればキッチンカーが帯同することも。
現ディレクトエナジーはユーロップカーの時代から、キッチンカーが充実していることで有名。
チームと同じヴァンデ県にあるフランス有数の食品メーカーフローリ・ミションが運営しているこのキッチンカー。
内部は調理器具が「エレガントかつスマートに」(シェフの言葉)収められています。
ツールを走る選手に必要な栄養は1日8000kcal以上。
どれだけ山もり?
と思ったら、料理はとても繊細で美しいコース。
食事は単なる栄養補給ではなく、くつろぎとコミュニケーションの場であり、翌日に備えて英気を養うのに大切な場所、というフランス人らしい考えを勢いよく話してくれた料理長。
なのでワインも出ます。少しですが。意外とお手頃ワインで少し親近感。
常に身体のメンテナンスに余念がない選手たちですが、レース中は特に口に入るものにとても神経質になっているそうです。
食べ物によって明らかにパフォーマンスが違うし、禁止薬物の含まれた市販用食品を知らずに口にしてしまう危険もあります。
禁欲の3週間もあと少し。シャンゼリゼでの豪遊が見えてきています。
ちなみにサイクルロッカーでは期間中オリジナルのエナジーバーを販売中です。
ドライフルーツとナッツがたっぷり入ったシリアルバー。
ゆっくりと燃焼するオートミールや大豆を配合しており、腹持ちがよく、ロングライドに最適です。
また、脚つり防止に効果のあるマグネシウムをたくさん含むアーモンド、代謝を助ける鉄分やナイアシンを含むプルーンなど、天然の栄養がぎっしり詰まっています。
暑い時期のライドでは体力の消耗が激しく、ミネラルは汗と一緒に流れてしまい不足しがち。
市販のジェルでもよいのですが、せっかくなら天然の素材で自然に栄養補給しませんか。