3週間の戦いを終えてシャンゼリゼに到着するツールドフランスの一行。
今年のマイヨジョーヌはまさかのSkyのGトーマスで確定しました。
パリは黄色く染まり、ウェールズ出身のマイヨジョーヌを迎えることでしょう。
シャンゼリゼのカフェのお姉ちゃん。自転車眼鏡で浮かれていますね。
オベリスクの周囲もフラムフュジルージュも黄色い服の人が徐々に増えてきます。
でも暑いので人手が増えるのはもう少し夕方になってから。
それにしてもパリのツールドフランスは黄色。
何を当たり前のことを?
と思うかもしれませんが、これまで観戦していた地方の応援を思い出してみてください。
とてもカラフルなのです。
沿道で振られている旗は、その州の旗やアイコン、応援する選手の国旗。
装飾も地方にちなんだモチーフやチームジャージなど。
もちろん山岳ステージでは水玉だらけです。
ツールドフランスの真骨頂はこのカラフルな応援なのではないでしょうか。
地方が主役のイベントなのです。
それぞれの地方の人が自分の街をツールが通過することを誇りに思い、街を飾り、旗を振ってもてなします。
テレビにはフランス中の美しい風景が映し出され、故郷を離れて都会にいる人々も、ここぞとばかりに地元を自慢しあう。
ツールドフランスはフランスの地方の豊かさをフランス人自体が喜ぶイベントなのです。
その点で、ツールドフランスは日本の甲子園だ!と思っています。
夏の定食屋で何となくテレビで放送されていて、地元が出てくると喜んで応援して自慢する。
とてもよく似ていませんか。
ちなみに国際色豊かなところは世界最高峰のレースならでは。
世界中から自国の選手の応援に駆け付ける人々がいて、世界中で観戦されているというスケールの大きさは甲子園世界バージョンか?
ツールドフランスの総決算であるパリは大会を象徴する「黄色」で染められます。
観光客や地方、外国出身者などが入り混じった大都会のニュートラルな「黄色」です。
だけど本当にツールドフランスを象徴し、魅力的なのはカラフルな地方色なのではないでしょうか。
さて、シャンゼリゼ最後のスプリントに合わせ、「ツールドフランスがやってくる?」もゴールスプリント間近です。
関東地方は台風も過ぎたようでサイクリング日和。
全部回ったら50㎞弱。これからでも行ける!
本日限定、葉山自転車市場ではフランス人山岳賞を記念して合言葉を言ってくれた方にはピンバッジプレゼントしてしまいます。
市場価格はかなりのモノなのでお得です!
合言葉は「ツールドフランスがやってきてる?」です。